【こころとインサイト分析センター開設】 障がい者一人ひとりの能力や才能を会社全体で育てていく仕組みづくり

【こころとインサイト分析センター開設】障がい者一人ひとりの能力や才能を会社全体で育てていく仕組みづくり

株式会社こころと（本社：東京都港区、代表取締役：大島三星）は、企業理念である「障がい者の才能を開花させ、その才能を活かし、社会へ貢献する」を実現するために設立当初から障がい者の育成に取り組んでいます。

この度、科学的な手法により障がい者を定量評価するこころとインサイト分析*1を推進し、障がい者の才能発掘や能力の育成を行う為の拠点として「こころとインサイト分析センター」を開設いたしました。センター内では、当社で雇用する障がい者一人ひとりのスキルマップ*2の構築、育成状況や各拠点で行う業務推進状況の把握、また障がい者だけでなく、障がい者を支える現場スタッフの業務サポートといった、A型事業所ではあまり類を見ない、こころと独自の取り組みを行っています。

スキルマップの構築は、現場でのスキル育成の状況や業務の進捗など、日々集約される膨大なデータを元にセンター内で行っています。当社がスキルマップの業務の対象としているプログラミング等のIT系業務やバナー制作といった制作業務、合計48項目の業務スキルを5段階評価し、障がい者それぞれのスキルを管理、才能開花への筋道を立てることで、第一線で活躍する人材の育成が可能となります。さらに、育成だけで終わらせることなく一人ひとりの業務を把握し円滑に進めるよう現場と連携、サポート体制を整えることで、一つの業務に留まらず活躍の場をどんどん広げていくことにつながっています。

障がい者を支える現場スタッフはただ業務を展開し指示を出すだけではなく、その人に合った伝達、説明を行い、また現場での様々な業務に対する質問や不安にも臨機応変に対応することが必要不可欠となります。非常に高い集中力で、緻密で繊細な作業を行う事ができる方が多い一方、障害の特性によってイレギュラーな対応に戸惑ったり、業務の変更に敏感に反応してしまう方もいるためです。伝達方法や業務の推進方法を現場スタッフと密に連絡を取り合い、センター内で構築したスキルマップをスムーズに現場で活かせるように、連携しながら進めています。

秀でた才能やスキルをただ持っているだけで終わらせるのではなく、ビジネスに活かせるように「こころとインサイト分析センター」を拠点として、会社全体で障がい者一人ひとりを支え、育てていきます。

*1 詳細はPRTIMESで発表した記事をご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000069159.html
*2 当社で働くすべての障がい者のさまざまな業務スキルを定量評価した表。

株式会社こころとは、就労機会に恵まれない障がい者を直接雇用し、ポテンシャルを活かす分析により一人一人が能力発揮できる仕事を提供する会社です。150名以上の精神・発達障害者が企業をリモートで支援するアシスタントサービスを提供しています。